あの日、雪が降っていてよかった。【完】

「……あ、えっと、もう大丈夫ですか…?」

『ん。……今の、この前の配信のセトリ?』

「あっ、はい…。繋ぎがすっごくいいなって思ってたので…、メドレーっぽくしてみたんですけど、」


すみません勝手に、と伏せ目がちに言った香月に

たたたっと村瀬は駆け寄った。


『お前、今度俺のMVも一緒に創ってくんねぇ?』

「えっ…、あ、えっと…、」

『もちろん時給出すし…『だめ。』


渡すわけないだろ。

こいつは、僕が見つけたんだから。