あの日、雪が降っていてよかった。【完】

『それ、僕の?』

「あ、はいっ…。今日やっていて、どの辺があんまり得意じゃないのか私なりに考えてみたので…、」


綺麗な字で書かれたノートには

解答以外にも

事細かにメモが付け足されていて

その記憶力の良さに驚いた。


『…ほんとに何でも覚えてるんだ、』


僕言うと

香月は少し困った顔をして

こくりと頷いた。