あの日、雪が降っていてよかった。【完】

『さすがにねむ…、』


てきとーにシャワー浴びて

今日はもう寝よう。

部屋から出ると、リビングはまだ明かりがついていて

ソファとテーブルの間に挟まるように

香月が座っていた。


『…………まだ起きてんの、』

「わっ、雪村さん…。お疲れ様です、」

『ん。』


こんな夜遅くまで何やってんだろう。

ちらっと手元を覗くと

そこには、僕の試験用のノートが開かれていた。