あの日、雪が降っていてよかった。【完】

『ふぅー…、んーじゃあこれはとりあえず、ここまで、』

『んーーっ、つっかれたぁー…、』

「おっ、お疲れ様ですっ…。」


体感的には1時間。

どれくらい経ったんだろう、と時計を見ると

軽く4時間以上経過していて

私は驚きを隠せなかった。


『………お前も、お疲れ。』

「そんなっ、私は全然…、」

『いや、香月がいなかったら正直もっと時間かかってたと思う。』


"素直に喜んどけ"と

雪村さんは私の頭に触れて

ふっと笑った。