こくこく、と申し訳なさそうな顔で頷く香月は
本当に捨てられた猫みたいで
僕は無意識に、香月の頭に手を置いた。
『僕がいいって言ってんだから、そんな顔すんな、』
「は、はい…、」
『ったく…。……あ、神室配信終わった、』
僕は食べかけだったクリームパンの残りを口に放り込んで
すぐに神室に電話を掛けた。
-雪村side end-
本当に捨てられた猫みたいで
僕は無意識に、香月の頭に手を置いた。
『僕がいいって言ってんだから、そんな顔すんな、』
「は、はい…、」
『ったく…。……あ、神室配信終わった、』
僕は食べかけだったクリームパンの残りを口に放り込んで
すぐに神室に電話を掛けた。
-雪村side end-



