「ねールアレ、ミンホ、おうちどうしようか」元気が取り柄のクユリは大海原を駆け回るかの如くハイテンションな様子である。長の召喚した使い魔は入祭で生まれた赤子を育てるための住処位置を探していた。「えーとーここは、どう、かな?」物静かなルアレは影から覗くように里離れた曲がり洞穴を見つける。「んーと、そうだな、目につかぬようにとお達しを預かったわけだが、ここは良さそうだ」「じゃあ、ここにしようか、おーい、クユリちゃん、ミンホくんと場所見つけたよ…!」「お、さっすがミンホ頭ったまいー、ようし!居住造形建てるよー!」
