「ねえ、あの子…」 「今日も来てなかった子だよね?」 思ったより集中しすぎていたのか気が付いたら下校途中の学生が増えていて無意識にそんな話を耳にした。 少し横目で話し声のする方を見ると、案の定私と同じ制服を着ていた。 青藍高校(せいらんこうこう)。 それが私の通っている高校の名前。 もう、学校に行かなくなってから2ヶ月が経とうとしている。 そんなことを考えながら集中力も切れたのでそろそろ帰ろう、と話し声の主たちを無視しながら帰宅準備をする