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お天気のいい土曜日の朝。
今日は学校がないから、お外に行ってひなたぼっこをしましょう。
カップルだからといって、毎日一緒にいるわけじゃないからね。
たまには一人の時間も楽しもう。
おにぎりをリュックにつめて、
自転車に乗って30分。
誰もいない草原に到着した。
…はずだった
「……ひゃー…太陽がポカポカ…」
草原に寝転がっている犬さんみたいな男子が一人寝転がっているではないか。
ごろんごろんと何度も寝返りをうってから、ようやく私の存在に気がついたようです。
こっちに全速力で走ってきた犬さんは、見えないはずのしっぽをパタパタとさせた。
「わー!なんでもこちゃんがいるのー?わー!」
「今日は学校がないから、ポカポカしたいなぁって思ってここに来たの」
「わー!俺と一緒!」
カップルだからといって、毎日一緒にいるわけではない。
でも…偶然は仕方ないよなぁ
わうくんの髪に葉っぱがいっぱいついてるなぁ、と思う、もこなのでした。
ー 翌日(日曜日)ー
今日は本屋さんに行こうかな。
「わーっ、もこちゃん!?どうしてまたいるの?!」
「………」