そうだ!『スープ専門店のダリア』だ!
思い出せばこっちのもんだ。

急いで検索してアキさんにスマホを見せる。


「ここね。職場の同僚に教えてもらったんだけどスープが美味しいんだって。ガッツリ行きたかったらスンドゥブとかいいんじゃないかな?」
「スンドゥブか。いいな」
「二人でスンドゥブで大丈夫?」
「あぁ」
「じゃあ注文しちゃうね」


スンドゥブを2つ注文した。
スンドゥブって言うのは韓国料理になるのかな?

チゲ風でとっても美味しいし、何よりおぼろ豆腐が入ってるからヘルシー。

ダイエットしている人たちの味方って感じの料理だね。

初めて食べるけど、辛いかのかな?
辛さが選べなかったから少しだけ不安になる。

まぁ辛かったら牛乳と一緒に食べればいっか。


「ふぅ」


疲れからか思わずため息が出る。

それに気づいたのかアキさんが「疲れたか?」と声をかけてくれた。


「うん。ちょっとね」
「流石にインドアにはきつかったか?」
「実家に行って一旦帰ってすぐ旅行。移動距離が多かったからかな?アウトドア派のアキさんは平気だったと思いますけどね?」
「っくく。あぁ。こんなの疲れたうちに入らないな」


私をからかいながらも、お風呂の準備をしてくれるアキさん。
本当に私を甘やかすのが上手だなぁ。