愛しの彼に溺愛~石油王の場合~

そう疑問に思ったのをアキさんが気づいたのかリムジンに乗った後に説明してくれた。


「シキは、アメリカの大学に通っているんだ」
「アメリカの!?」
「あぁ」
「す、すごい…」
「ハハ、兄さんより偏差値下だけどね」
「え!アキさんもアメリカの大学なんですが?」
「いや兄さんはイギリスのオックスフォード大学で、僕はアメリカのハーバード大学ね」
「イ、イギリス…!」


この兄弟、規格外だ…。


「数少ない日本人だったから伊豆原先輩と仲良くなったんだよね。あ、昨日の電話の人ね」
「じゃあ、あの人もハーバード大学…」


しかも卒業している。
なんか、この二人の会話が別次元のように感じる。


「まぁ貿易系会社の一人息子だからね」
「ってことは時期社長さんってこと?」
「そういうこと!」


凄い人と凄い人は繋がっているっていうけど、本当だったんだ…。

だから、アキさんも知ってたのか。
石油王だし貿易関係の会社とは取引必須だもんね。