それからはお母さんが、空気を変えるように夕飯の話をし始めた。
どうやら手によりをかけて作ってくれるらしい。
久しぶりのお母さんの料理に嬉しくなりながらも手伝う事に。
その間お父さんとアキさんがリビングに移動してテレビを見ながら会話をしている。
それをキッチンから母と料理をしながら見る。
絵にかいたような幸せな光景にただただ口角が上がる。
「そういえばアキくんはどこで弥生と出会ったんだい?こういっちゃなんだが、弥生はインドアだろう?見当もつかなくてね」
「…取引先の会社のロビーですね」
「え!?私の会社じゃなかった!?」
思わず会話に割り込む。
だって事務フロアで迷子になっているアキさんを営業フロアまで案内したのが私なのだ。
それが初めての出会いのはず…!
「弥生はそうかもしれないけど、俺にとっては取引先のロビーなんだ」
「どういうことなの?」
ワクワクするようにお母さんが聞く。
どうやら手によりをかけて作ってくれるらしい。
久しぶりのお母さんの料理に嬉しくなりながらも手伝う事に。
その間お父さんとアキさんがリビングに移動してテレビを見ながら会話をしている。
それをキッチンから母と料理をしながら見る。
絵にかいたような幸せな光景にただただ口角が上がる。
「そういえばアキくんはどこで弥生と出会ったんだい?こういっちゃなんだが、弥生はインドアだろう?見当もつかなくてね」
「…取引先の会社のロビーですね」
「え!?私の会社じゃなかった!?」
思わず会話に割り込む。
だって事務フロアで迷子になっているアキさんを営業フロアまで案内したのが私なのだ。
それが初めての出会いのはず…!
「弥生はそうかもしれないけど、俺にとっては取引先のロビーなんだ」
「どういうことなの?」
ワクワクするようにお母さんが聞く。