愛しの彼に溺愛~石油王の場合~

流石にベットで一緒に寝るくらいは許されるよな?

…むしろ弥生の事だ。
俺がソファーで寝たらそっちの方が遠慮するか。


「…んぁれ?…ここどこだぁ?」

「っ!!」


俺が風呂に入っている間に起きたのかキョロキョロしていて小動物っぽい…じゃない。


「弥生。起きたのか?」

「…ぁ!アキさんだぁ~!」


なんだこの酔っ払いの可愛い奴は!!

絡み酒タイプか…。
だから弥生の奴、俺と飲むときは強い酒を一滴も飲まなかったのか。


「弥生、頭痛くないか?水を持ってこよう」
「んーん、へーきー」


嫌、俺が平気じゃない。

キッチンの近くにあるウォーターサーバーから水を入れ弥生に渡す。


「…んー。おいしー」