愛しの彼に溺愛~石油王の場合~

かけ直すべき?
でも…。


━コンコン


「っ!?」


こんな時間に誰…?

アキさんは帰ってくるときに必ず連絡をくれるはず。
それに鍵はアキさんも持っているからそれを使って入ればいい。

ならこのノックしている人は一体誰なの…?

━《名前は違うかもしれないけど、どうしても君に知って欲しくて。というのも君を狙っているかもしれないんだ。ハンドルネームしか分からないんだけど…!》

森さんの言葉が脳内を駆け巡る。

私を狙っている?
なんで?どうして…?


「義姉さん?いる?僕だよ」
「へ?シキさん?」
「よかったやっぱりいたんだ。そう僕、シキだよ」


なんだ…。シキさんか。
もう驚かさないでよ…!

胸をなでおろしながらドアの鍵を開け、シキさんを招き入れる。