愛しの彼に溺愛~石油王の場合~

アラブのホテルで一人ぼっちか…。


「ちょっと不安だな…」


うーん、…電話してみよっかな。
いつもで電話してきていいって言ってくれてたし。
そう思いスクロールし電話をかける。


《もしもし?弥生?》
「久しぶりだね。茜ちゃん」
《びっくりした!急に電話してくるんだもん!ちょっとまって》
「え?ごめん忙しかった?」
《そりゃ仕事中ですから》
「え!?今二十時時過ぎくらいじゃ…?あっ!」
《今十五時だけど、今どこにいるの?》
「アラブです…」
《アラブ!?なんで!?》
「実は婚約者が石油王だったみたいで…、はは」
《え!凄すぎじゃん!!》
「うん。本当に初めて知ったときは驚いたよ」
《そりゃそうだよ!今、私の心臓ドクドクいってるもん》
「はは。私もそうだったよ。それよりごめんね。時差があったこと忘れててもう電話切るね」
《あーそっか!夜になって電話しようにもそっちは夜中だよね。また日本帰ってきたら詳細聞かせなさいよ~!》
「ふふ、はーい」
《それじゃあ!弥生、楽しんで…って!ちょ…、何するっ!?》


え?

何が起きてるの…?