忘れちゃったの…?


鈴「はぁ…はぁ…」


苦しい。


不安。


ふたつが混じって、おかしくなりそう。


そして、悪いことに、そこに、優斗が帰ってきた。


優斗「…鈴!!!!」


過呼吸を起こして、泣きながら、倒れている私をすぐさま、優斗は、抱き上げる。


私は、苦しながらも、もう限界だったので、聞いた。


鈴「き…今日が…なんの日か…覚えてる…?」


優斗は、考える素振りをする。