忘れちゃったの…?


そう言われた瞬間、目の前が暗くなった気がする。


でも、いつものように、振る舞う。


鈴「そ、そう…わかった…」


そう言って、すぐに車から出る。


この雰囲気にいたくなかったから。


そのまま、優斗は、行ってしまう。


その日は眠れなくて、体調悪いのもあり、大学の講義は、集中できなかった。


そして、帰る。


ドアを入っても、なんもない。


夕飯、どうしようかな。