私が俯いていると、 「私が就きます。」 一つの声が挙がった。 「麗都さん・・・・」 『麗都がやってくれるか。』 「はい。」 『他には?』 「守様、一人出たのだからいいのでは?」 『・・・・そうだな。』 その答えを聞き、こちらを見る。 「よろしくお願いいたします、お嬢様。」 フッと、微笑む麗都さんから・・・・ 目が話せなかった。 .