「…ん、」
目が覚めるとそこは知らない部屋だった
黒で統一されまるで生活感のなくだだっ広い部屋
明らかにあたしの部屋じゃないのがすぐにわかった
重くズキズキとした頭を抑え考える
海に行って、知らない男と出会って…………
どうなったんだろう、全く思い出せない…
頭に手を当て、考え込んでいるとカチャという音と共に
美味しそうな匂いのする朝食らしきものを持つ茶髪の男が部屋に入ってきた
「あ、起きた?」
そういい男は朝食をベッドサイドにある机へ置くと
『部屋の外に居るから何かあったら呼んで』とキラキラとした笑顔を残し部屋を出た
もちろんお腹は減ってなどいなく
たべる気なんてしなかったけど、せっかくいただいたものなのに残す訳には行かず置かれているお粥を完食した
それにしても、ここはどこだろう。
考えても埒が明かないものはしかたない
部屋を出てさっきの茶髪に聞いてみよう。
そう思いあたしは部屋の扉を開けた
扉を開けると目の前にはとても広い、とにかく無駄に広い廊下があり
ひょこっと扉から覗けばまるで高級ホテルのように扉がいくつかあり、左を見ると壁があった為あたしは右へ恐る恐る進んだ
2つの扉の前を通り過ぎたとき左側にこれもまたとても大きな下へ続くであろう階段があった。
それを下ると目の前には大きな茶色い扉の玄関があり
さっきの部屋なんて比べ物にならない程とても広く整えられたリビングのような空間があった
中心にはテーブルを挟んでコの字に繋がったソファーが置いてあり、向かい側には真っ黒の1人がけソファーが置いてあった
もちろんテレビやキッチンなどもありまるで1軒の家のようだった
「ん、ご飯食べられた??」
その声にハッとし、声のした方を向けば
茶髪男がコの字の端に座りコーヒーをすすっていた。
ご馳走様でした。と一言言うと男はニコッと笑いどういたしましてと再びコーヒーをすすった
「ねぇ、「とりあえず、座れば?」」
「あ、うん。」
座ってからでないと話は聞かないという雰囲気をかもし出す男を横目にあたしは向かい側のソファーへ遠慮がちに座った
「で?何か聞きたいことでもあるの?」
そういい微笑む彼の顔は優しい反面どこか黒い雰囲気を感じた。
「ここ、どこ?」
「……ここは昨日君を拾った男と俺たちの家みたいなところだよ」
拾ったって、、あたしは犬でも猫でもないんだけど。
ってことは、きっと昨日海であった人の知り合いってことよね。
あまり入り込みたくないけど、昨日の人には直接お礼はするべきだよね。
「じゃあその人はどこ?」
「ちょっと野暮用でね、、すぐ帰ってくるはずだよ」
あたしの質問に顔色ひとつ変えず淡々と口にする彼は
ふとコーヒーからあたしに目を向けると
「君、最近うちの街で結構あそんでるでしょ」
遊んでるとは友達と遊ぶとかそういう意味ではなく
きっと男とそういう''行為''をしてお金を取ってること
それはすぐに気がついた。
だって目の前の男は冷たい目であたしを見つめていたから。
その瞳は軽蔑、嫌悪の色に染ってるようにしか感じなかった。
あたしを知る人はみんなこういう目をする
本当のあたしを知らないくせに
誰も好きであんなことしてる訳じゃないのに
「そうだとしたら何か問題でもある?」
だからあたしはまた壁を作るんだ
「んーないって言ったら嘘になる、けどそんな汚い事するために来ているなら他所でやってくれないかな?」
ほらね、やっぱりそうだ誰もあたしを理解しようとしない。
目が覚めるとそこは知らない部屋だった
黒で統一されまるで生活感のなくだだっ広い部屋
明らかにあたしの部屋じゃないのがすぐにわかった
重くズキズキとした頭を抑え考える
海に行って、知らない男と出会って…………
どうなったんだろう、全く思い出せない…
頭に手を当て、考え込んでいるとカチャという音と共に
美味しそうな匂いのする朝食らしきものを持つ茶髪の男が部屋に入ってきた
「あ、起きた?」
そういい男は朝食をベッドサイドにある机へ置くと
『部屋の外に居るから何かあったら呼んで』とキラキラとした笑顔を残し部屋を出た
もちろんお腹は減ってなどいなく
たべる気なんてしなかったけど、せっかくいただいたものなのに残す訳には行かず置かれているお粥を完食した
それにしても、ここはどこだろう。
考えても埒が明かないものはしかたない
部屋を出てさっきの茶髪に聞いてみよう。
そう思いあたしは部屋の扉を開けた
扉を開けると目の前にはとても広い、とにかく無駄に広い廊下があり
ひょこっと扉から覗けばまるで高級ホテルのように扉がいくつかあり、左を見ると壁があった為あたしは右へ恐る恐る進んだ
2つの扉の前を通り過ぎたとき左側にこれもまたとても大きな下へ続くであろう階段があった。
それを下ると目の前には大きな茶色い扉の玄関があり
さっきの部屋なんて比べ物にならない程とても広く整えられたリビングのような空間があった
中心にはテーブルを挟んでコの字に繋がったソファーが置いてあり、向かい側には真っ黒の1人がけソファーが置いてあった
もちろんテレビやキッチンなどもありまるで1軒の家のようだった
「ん、ご飯食べられた??」
その声にハッとし、声のした方を向けば
茶髪男がコの字の端に座りコーヒーをすすっていた。
ご馳走様でした。と一言言うと男はニコッと笑いどういたしましてと再びコーヒーをすすった
「ねぇ、「とりあえず、座れば?」」
「あ、うん。」
座ってからでないと話は聞かないという雰囲気をかもし出す男を横目にあたしは向かい側のソファーへ遠慮がちに座った
「で?何か聞きたいことでもあるの?」
そういい微笑む彼の顔は優しい反面どこか黒い雰囲気を感じた。
「ここ、どこ?」
「……ここは昨日君を拾った男と俺たちの家みたいなところだよ」
拾ったって、、あたしは犬でも猫でもないんだけど。
ってことは、きっと昨日海であった人の知り合いってことよね。
あまり入り込みたくないけど、昨日の人には直接お礼はするべきだよね。
「じゃあその人はどこ?」
「ちょっと野暮用でね、、すぐ帰ってくるはずだよ」
あたしの質問に顔色ひとつ変えず淡々と口にする彼は
ふとコーヒーからあたしに目を向けると
「君、最近うちの街で結構あそんでるでしょ」
遊んでるとは友達と遊ぶとかそういう意味ではなく
きっと男とそういう''行為''をしてお金を取ってること
それはすぐに気がついた。
だって目の前の男は冷たい目であたしを見つめていたから。
その瞳は軽蔑、嫌悪の色に染ってるようにしか感じなかった。
あたしを知る人はみんなこういう目をする
本当のあたしを知らないくせに
誰も好きであんなことしてる訳じゃないのに
「そうだとしたら何か問題でもある?」
だからあたしはまた壁を作るんだ
「んーないって言ったら嘘になる、けどそんな汚い事するために来ているなら他所でやってくれないかな?」
ほらね、やっぱりそうだ誰もあたしを理解しようとしない。
