「2人で話せるように場所をセッティングするから、一度会いなさい。そこで芽衣ちゃんの気持ちを伝えてこれからのことを話すといいわ」
「・・・」
なぜだろう、素直に「はい」の言葉が出てこない。
「会わないとダメですか?」
「イヤなの?」
うぅーん。
きっと、会ってしまえば気持ちが止まらなくなりそうでそれが怖い。
「ちゃんと静かに話せて、2人っきりにならないところを用意するから」
「でも・・・」
奏多にはお見合いの話もあるはずだし、今私が現れても迷惑かもしれないのに。
「芽衣ちゃん、赤ちゃんのためにもちゃんと話をしてきなさい」
いつになく厳しい口調の琴子さん。
「・・・はい」
私は渋々返事をした。
結局、押し切られる形で奏多と再会が決まった。
日時は三日後。
翌日には実家に帰る予定があり、東京最後の日に奏多と会うことになってしまった。
「・・・」
なぜだろう、素直に「はい」の言葉が出てこない。
「会わないとダメですか?」
「イヤなの?」
うぅーん。
きっと、会ってしまえば気持ちが止まらなくなりそうでそれが怖い。
「ちゃんと静かに話せて、2人っきりにならないところを用意するから」
「でも・・・」
奏多にはお見合いの話もあるはずだし、今私が現れても迷惑かもしれないのに。
「芽衣ちゃん、赤ちゃんのためにもちゃんと話をしてきなさい」
いつになく厳しい口調の琴子さん。
「・・・はい」
私は渋々返事をした。
結局、押し切られる形で奏多と再会が決まった。
日時は三日後。
翌日には実家に帰る予定があり、東京最後の日に奏多と会うことになってしまった。