私の家はパパが社長なだけあって、
高層マンション最上階、
綺麗で広い家にパパと修斗さん、私ともう1人で住んでいる。
家事はずーーとお手伝いの佐々木さんにお願いしてる。

最上階ってことはそれだけエレベーターくるまで時間がかかる

私はこのエレベーターを待ってる時間が1番意味無い時間な気がして大嫌い

小学生の時は非常階段で降りたりしていたけど、
今はもう髪の毛が崩れるし汗かくしやらない。なんてったって現役JKだから身なりには気をつけなきゃ!

チーン

エレベーターがついて扉が開く

「よぉ、」
気まずそうに声を出したのは

身長が高くてクリクリの茶色の天然パーマの髪にぱっちりの目スっと通った鼻筋、

そう一緒に住んでるもう1人、蓮だ。


そして蓮の隣には知らない香水くさい女

「着替えてくるからちょっとまってて」

女を待たせて私の隣を通り過ぎた蓮が家に入っていく

女と同じ香水の匂いがして吐き気がした。

エレベーターに乗り込み1階を押して扉を閉めようとしたら

「あんた誰ー?」
バカ女が話しかけてきた

「くっさい安モンの香水の匂い笑」
私は扉をしめた