ピピピッピピピッ


ん、重たい目を開いてアラームを止める。

はぁー、眠たい。あれ?なんで私ベッドの上にいるんの。


両手をあげ、あくびをした。


よし、起き上がろうとした時。横に……



「なんで秀羽がいるの?!!!!」

隣に秀羽が寝ていた。あれ、確か昨日の夜
律がいて……いやまって律は今、仕事で忙しいって言っていたから居るはずがない。


もしかして昨日の夜、隣に居たのは秀羽?


「あー、朝か……」

寝ぼけたながら秀羽が起きた。

「なんでら私のベッドで寝てるの!」

「は?!昨日の夜、いきなり莉乃が寝だすからベッドまで運んだんだよ、そしたら俺も眠くなって…………あー、ごめん」

なにそれ、ごめんってなによ。


「とりあえず、起きよ。学校に遅れる」