その海は、どこまでも碧かった。


修学旅行は

何もなかったみたいに

解散されて



私は

重たいスーツケースをひいて

ひとりで歩いた



修学旅行が終わって

一気に日常生活に戻った



現実世界に戻った

私に彼氏ができるとか

私が誰かの彼女になるとか

もともと私の世界じゃなかった



見慣れた建物

いつもの空気

私が住んでる場所

日常の生活



ここで宙に出会ったのにな…

学校の帰り手繋いだのにね



すれ違うカップルが

すごい人達に見えた



宙と付き合ってる時は

同じ立場でいたのに…


自惚れてた

私



明日からの日常生活に

宙はいない



いても

私の彼氏じゃない



同じ学校

同じクラス

クラスメイト

みんなと一緒



特権とか何もない



楽しかったよ

修学旅行



ありがとう

宙



最初から最後まで

優しかった