その海は、どこまでも碧かった。


「わぁ!綺麗だね!」



カシャ…

カシャ…



「水瀬、スゲー写真撮ってんね」



「うん!」



カシャ…

カシャ…



〔碧くん起きてる?〕
〔夜景〕
〔綺麗だよ!〕



碧くんに写真を送った



〔まだ寝てねーよ〕
〔綺麗だね〕
〔楽しんで来いよ〕



「水瀬、誰かに写真送ったの?」



「うん!」



「あおくん?」



「うん」



「この夜景見て1番に
あおくんに見せたいと思ったでしょ?」



「うん
宙って何でも知ってるね」



「当たったんだ…」



「うん、宙すごいね」



「じゃなくてさ…」



「ん?」



「この夜景見て
オレと見れて良かったな…って
1番に思ってほしかった」



「うん
宙と見れて、良かったよ
ありがとう
誘ってくれて…」



「うん…」



宙?

いつもとなんか違う