その海は、どこまでも碧かった。


碧くんの彼女になれた日

碧くんに浴衣を脱がされた



「碧くん、そんなに暑かった?」



「うん、ずっと我慢してた」



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碧くんのキスは

いつもみたいに優しくて

いつもと違って熱かった



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「碧くん、日焼け痛くない?」



碧くんとベッドで抱き合った



「オレのことは、いいよ
海は?」



「私は、恥ずかしい…
碧くんに見られるの…」



「嫌?」



「嫌じゃない
碧くんの彼女だから…」



「海、かわいい…」



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碧くんにされることは

全部嫌じゃない



碧くんと一緒なら

こわくない



碧くんの唇も

碧くんの指先も

碧くんの眼差しも

全部私を愛してくれてるから



「碧くん…」



「ん…?」



「大好き」



「海、愛してる」



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また熱くなる

碧くんと一緒に…