......なんの夢をみていたんだろう

目を開けると、白い天井が目に入る。

背中が痛い。動かせない。

ガラッとタイミングよくドアがあいて、

母さんと叶のおかあさんがはいってきた。

「理生......?」

「理生、くん?」


喉が乾いて上手く話せない。

「母さん、おばさん、」

カサカサに乾いた声を無理やり出した。