価値なき者には制裁を…~生徒達の逆襲~

「くそっ!」

足で椅子を蹴り飛ばした。

「そうやって冷静さを無くして地獄へ落ちて行けばいい」

Sは至極楽しそうな、しかし一方でえも言われぬ声で笑った。

「絶対お前を当ててやる!」

憎悪の念を抱いた目で誠也は天井を見上げた。