価値なき者には制裁を…~生徒達の逆襲~

すると普段は壁にピタリとくっついている本棚が、不自然に前へ引かれていた。

後ろにできている隙間を覗きこむと麗子は目を剥いた。





「爆弾…?」





映画やドラマで見たことのある黒い四角の物体。

爆弾だと思う理由の一つとしては、備え付けられたタイマーが刻々と数字を減らしていっているから。

一時間に設定していたのだろう。

もう五十八分二十秒しかない。