価値なき者には制裁を…~生徒達の逆襲~

麗子の肩が揺れた。

「教室の電気をつけてください」

突然の出来事ばかりで電気をつけるのを忘れていた。

麗子は入り口にあるスイッチを押した。

途端に視界が明るくなった。

「何これ…?」

そこはいつもの資料室なのだが、見慣れない物があった。

天井から吊された煙草。