更衣室の天井から壁、ロッカーの色までパステルカラーのピンクでファンシーだから、なんか落ち着かない。
あの店長の趣味なのだろうか。
「ロッカーがこっちで、鍵は自分で持ち歩いてね」
「へー」
私のすぐ隣には美少女が歩く。
アイツの、私の幼馴染みの彼女。世の中間違っているんじゃないかな。
「ねぇ、芽生ちゃん。さっきの……さ、萌花達どこかで会ったっけ?」
と言って、萌花ちゃんが不思議そうに虚と湯首をかしげた。
「えっ、あの私の知り合いと似てて」
「知り合い?」
「あのー、クリスマスの日。イブ、キくんのお家にいたの見ちゃって」
「……………あーー、」
「ごめんなさい!覗くつもりは無かったんだけど、私あの家の隣で!本当にたまたま回覧板を届けるために、部屋に入ったのも驚かせるためで……」
「あー、あの時の!そっか、芽生ちゃんだったんだ」
「う、うん……」
「やだ、恥ずかしいなー」
「ほ、本当にごめんなさい!!」
これでもかって位に腰よりも下に頭を下げれば、
「ふふっ、芽生ちゃんおっかしー!」
萌花ちゃんが声を出して、ふんわりと柔らかい笑顔をみせた。



