店長がシフトを全部、萌花と同じにしてくれているから、学校からはイブとバイト先に向かって、バスに乗るのも一緒。

帰りもイブと家まで帰ってこれるから、1人になることはないから安心だし。お母さんも納得してくれている。



「今日、イブのいえ、ミミリン見に行っていい?」

「……え、」

「バイトも復活したし、ちゃんとミミリンの勉強もしなくちゃ!」


それに、イブの家に行く口実が出来たし。



「……うーん」

「私、純粋に面白いと思ってるしさ」

「……」

「他の新作のアニメも見てみたいなーなんて」

「芽生ちゃんが襲わないって約束してくれるならいーよ」

「なによそれ!」


少しだけイブには警戒されているけど、今のところ順調に楽しくやれていると思う。