「こうして抱きしめて眠れるだけで俺はどれほど幸せかわかってんのか?ん?」
永遠の言葉は本心だ。

何度も命の危険にあった柚葉の命。

寝たまま目を覚まさない柚葉にこのまま死んでしまったらと恐怖で心まで震わせて過ごした日々を忘れられない。

今、毎晩隣で寝ている柚葉の寝息を聞きながら、抱きしめてぬくもりを感じて眠れる。

それがどれだけあたりまえではなく、幸せなことか・・・
永遠はこれからも絶対に忘れずに、一分一秒を大切に、柚葉と共に歩んでいくと決めている。


「愛してる」
「私も。愛してる。」
ぬくもりを感じられるだけじゃなく、こうして愛をささやき合うこともできる。