「まだ、頭は痛いですか?」
看護師の言葉に首をかすかに横に振る紗那。
「お腹は痛いですか?」
今度は首を縦に振る。
「少し触れてみてもいいですか?」
俺は看護師が紗那のお腹に触れやすいように、紗那の体制を少しかえた。
「どの辺ですか?」
看護師が聞くと紗那は少し手を動かして、下腹部の方に触れた。
「この辺ですか?」
看護師がそっと触れた部分に紗那は首を縦に振った。
痛そうに看護師の言葉に、言葉で返事をする余裕がない紗那は瞳を閉じたまま頷く程度しかできない。
この状態はただ事ではない。
もっと早く病院に連れてくればよかったと大きな後悔に、おもわず全身に力が入る。
「ご主人、これは内科ではないかもしれないので、今車椅子を持ってきますから婦人科病棟に回ってください。」
看護師の言葉に従い、俺は運ばれてきた車いすに紗那を乗せて、案内された婦人科病棟に移動した。
看護師の言葉に首をかすかに横に振る紗那。
「お腹は痛いですか?」
今度は首を縦に振る。
「少し触れてみてもいいですか?」
俺は看護師が紗那のお腹に触れやすいように、紗那の体制を少しかえた。
「どの辺ですか?」
看護師が聞くと紗那は少し手を動かして、下腹部の方に触れた。
「この辺ですか?」
看護師がそっと触れた部分に紗那は首を縦に振った。
痛そうに看護師の言葉に、言葉で返事をする余裕がない紗那は瞳を閉じたまま頷く程度しかできない。
この状態はただ事ではない。
もっと早く病院に連れてくればよかったと大きな後悔に、おもわず全身に力が入る。
「ご主人、これは内科ではないかもしれないので、今車椅子を持ってきますから婦人科病棟に回ってください。」
看護師の言葉に従い、俺は運ばれてきた車いすに紗那を乗せて、案内された婦人科病棟に移動した。



