スペシャル企画 儚く甘い 番外編追加しました

「どんな風に具合悪い?」
「・・・うーん・・・頭痛と・・・少し気持ち悪い・・・・お腹も痛いし・・・」
紗那はパニック障害と診断されている。
でも、そもそも心のバランスを崩したのは体調を崩したことが原因で、ホルモンのバランスも崩しやすい。

今日の状態は精神的なものよりも、体調が関係しているだろうと予測を立てた俺は紗那の頭を撫でる。

”手当”こうして紗那の痛む場所をさすったり、撫でたりするだけで紗那は少し楽になれるという。

「病院、行かなくて大丈夫か?途中で抜けて行けるように」
「大丈夫。少し横になりたいだけだから。」
「早く終わらせるから。そしたら一緒に帰ろう。明日までよくなってなかったら一緒に病院に行こう。」
「ありがとう」
すぐにすべての時間を妻にかけられないことにもどかしさを感じながら俺は紗那が動揺しないように、なるべく冷静に声をかけるように心掛ける。