どっちが子供かわからない無邪気さではしゃいでいる。
「啓吾さん?」
ワントーン低い私の声に、啓吾は最終手段にでる。
「栞菜、ほら、見て見ろって。かわいいだろ~?」
息子を抱き上げて、服をあてて私に見せてくる啓吾。
さっきまでぐずりかけていたのが嘘のように息子まで嬉しそうに笑う。
並んだ二人の顔がそっくりで、私はいつものように許してしまう。
「もうっ・・・仕方ないな・・・」
「だろ?これ、パジャマでパパ用ママ用もあったんだ。買うか?」
さすがにその言葉には賛成はしなかったけれど、息子に愛情を注ぐ啓吾の表情も姿も、やっぱり見ていると幸せを感じずにはいられない。
「啓吾さん?」
ワントーン低い私の声に、啓吾は最終手段にでる。
「栞菜、ほら、見て見ろって。かわいいだろ~?」
息子を抱き上げて、服をあてて私に見せてくる啓吾。
さっきまでぐずりかけていたのが嘘のように息子まで嬉しそうに笑う。
並んだ二人の顔がそっくりで、私はいつものように許してしまう。
「もうっ・・・仕方ないな・・・」
「だろ?これ、パジャマでパパ用ママ用もあったんだ。買うか?」
さすがにその言葉には賛成はしなかったけれど、息子に愛情を注ぐ啓吾の表情も姿も、やっぱり見ていると幸せを感じずにはいられない。