そして、彼女に気づかれないようにそっと口づける。 紺碧色だった空が次第に紅色に染まる。 きっと藤田を想っているのは俺だけじゃない。 空からも、彼女を包み込む色が、彼女を包み込んでいる。 なんでもいい。 彼女を守りたい。 救いたい。