「いつだって、どこにいたって、どんな時だって、俺は咲の味方だ。」
「何よ、急に改まって」
「覚えていてほしい。俺は咲の味方だ。今までも、これからも。世界中の誰よりも応援してる。」
「・・・」
真剣な声の玲に、咲も真剣な表情になる。


もしも離れる時が来ても、思いだしてほしい。
今までの記憶が咲を励まして支えてくれたらいい。

どんな言葉も、覚えていて、未来の咲の糧になってほしい。

そう願いながら、玲はいつも咲にエールを送るのだった。