一緒にいたいと離れずそばにいることは、彼の背負っている運命にとって足かせになってしまうと知っている。

私は彼のお荷物になって、彼の今までの努力を無かったことにしてしまう。

知っているのに、理解しているつもりなのに、離れることができなかったのは、私の彼への想いをとめられなかったからだ。


でも・・・タイムリミットは近い・・・・。
何度も何度も私は自分に言い聞かせて来た。

これが最後。

最後だからと。