もしかしたら、再び彼女を病魔が襲うかもしれない。
でも、一緒に戦う。

負けないように、戦い続ける。

もしかしたらなんて、来ないでほしいと思いながらもいつだって危機感は持っていたい。

だからこそ、今を大切にする。

一緒に、他愛もないことでじゃれあって、ふざけあって、笑い合える。

こんなに幸せなことはない。
今の幸せに感謝をしながら、いつか来るかもしれない試練に備える。

俺を想って離れようと覚悟をしていた彼女。
どんな思いでいたのか、考えるだけでいつだって、今も胸が締め付けられる。