そして約束の1週間後の水曜日。
大悟に指定されたスタジオに、本当に財布と携帯電話程度しか持たずに向かう。
この所持品も大悟の指定。
私だって美容師をしている。
化粧品のプロデュースだってしている。
一通り道具は持っているのに、今日は絶対に財布と携帯以外持ってくるなと何度も言い聞かされた。
内緒でお気に入りのリップだけはバックに忍ばせていることは大悟には内緒だ。
最悪、リップさえあれば何とかなる。
別の仕事をしていた大悟は、その場所からスタジオに直行すると言っていた。
タクシーでスタジオに向かうと、扉の前には・・・
「高橋君」
「こんにちは」
私と大悟が店舗に勤務している時からの後輩の高橋君が待っていた。
大悟に指定されたスタジオに、本当に財布と携帯電話程度しか持たずに向かう。
この所持品も大悟の指定。
私だって美容師をしている。
化粧品のプロデュースだってしている。
一通り道具は持っているのに、今日は絶対に財布と携帯以外持ってくるなと何度も言い聞かされた。
内緒でお気に入りのリップだけはバックに忍ばせていることは大悟には内緒だ。
最悪、リップさえあれば何とかなる。
別の仕事をしていた大悟は、その場所からスタジオに直行すると言っていた。
タクシーでスタジオに向かうと、扉の前には・・・
「高橋君」
「こんにちは」
私と大悟が店舗に勤務している時からの後輩の高橋君が待っていた。



