楽しそうにしていた息子。
すぐにうとうととしてくる。

もう少しで寝てくれそう。

でも、お腹の痛みは限界に近付いている。
冷や汗まで流れ始めた。

足の感覚が鈍り、転ばないように気をつけなきゃと慎重になる。

ベンチを見つけるたびに誘惑に負けそうになる。

~♪
その時携帯電話がなりはじめた。

「はい」
正直話をする余力があまりない。
そんなことを思いながら電話に出た。