ランチのあと、遊歩道や売店が整備された海浜公園を二人で散歩して。見晴台からの広大な水平線に魅了されているうちに、叶も一緒だったら・・・と自然に沸いた感傷。
もし。今日ここに叶と二人で来たとしても。時雨が足りないと思うんじゃないだろうか。
いつの間にこんなに欲張りになったんだろう。叶と時雨は違うのに。どっちかだけじゃ満たされない。
隣りを仰げば、時雨があたしをじっと見つめていた。ウェーブがかった髪が彼方から渡ってきた風になびいて、普段より男味が増してる気もする。
顔が寄ったかと思えば、肩ごと強く引き寄せられて一気に深いキスが繋がった。公衆の面前で誰かに見られている羞恥心と、時雨に求められている充足感・・・みたいなものが交ざり合いながら、されるがまま。
ふいに唇が離れ、妖しく耳元に囁かれた。
「・・・スズ。今日はお前を抱き潰して、叶には返さねーから」
もし。今日ここに叶と二人で来たとしても。時雨が足りないと思うんじゃないだろうか。
いつの間にこんなに欲張りになったんだろう。叶と時雨は違うのに。どっちかだけじゃ満たされない。
隣りを仰げば、時雨があたしをじっと見つめていた。ウェーブがかった髪が彼方から渡ってきた風になびいて、普段より男味が増してる気もする。
顔が寄ったかと思えば、肩ごと強く引き寄せられて一気に深いキスが繋がった。公衆の面前で誰かに見られている羞恥心と、時雨に求められている充足感・・・みたいなものが交ざり合いながら、されるがまま。
ふいに唇が離れ、妖しく耳元に囁かれた。
「・・・スズ。今日はお前を抱き潰して、叶には返さねーから」



