「次はどんな絵を描くの、次はいつになるの。早く見たくてたまらないんだからね」
「ふふっ、大ファンだね」
「そうよ。…1番目とは言わないけど、2番目のファンよ」
「…美桜ちゃん」
「なによ」
「ふふっ、怒ってるのか泣いてるのか、楽しそうなのか全くわかんないよ」
夕日がアトリエに差し込む。
夏なので、まだまだ日は長い。
「私にだってわかんないわよ!」
「でも、そんな美桜ちゃんがいてよかったなあ」
「…私だって、こんなに素直に話せるあんたがいてよかったわよ」
そこからは、沢山話した。
カフェが閉店時間になるまで、ずっと。
美桜ちゃんが絵を始めたきっかけは中学で入りたい部活がなくて適当に美術部に入ったことだとか、家族とは仲が良くて夏休みはキャンプにいくだとか、中学の時の友達はほとんど切れていて、今は高校でしか友達がいないこととか、こうやって放課後遊ぶのも久しぶりで楽しいとか。
本当に、ありえないくらい話した。
なんでそんなに話せるのかってくらい、沢山話して話して、帰り道も話しまくった。
会長が女避けとかいう癖に花火に誘ってきたこと、隼人くんは中学くらいからの仲のこと、隼人くんは将来精神科医を志していて私の話を親身に聞いてくれること。
兄のことは、まだまだ話そうとは思えないけど。
いつかきっと、美桜ちゃんにだけは言えるんだと思う。
「ふふっ、大ファンだね」
「そうよ。…1番目とは言わないけど、2番目のファンよ」
「…美桜ちゃん」
「なによ」
「ふふっ、怒ってるのか泣いてるのか、楽しそうなのか全くわかんないよ」
夕日がアトリエに差し込む。
夏なので、まだまだ日は長い。
「私にだってわかんないわよ!」
「でも、そんな美桜ちゃんがいてよかったなあ」
「…私だって、こんなに素直に話せるあんたがいてよかったわよ」
そこからは、沢山話した。
カフェが閉店時間になるまで、ずっと。
美桜ちゃんが絵を始めたきっかけは中学で入りたい部活がなくて適当に美術部に入ったことだとか、家族とは仲が良くて夏休みはキャンプにいくだとか、中学の時の友達はほとんど切れていて、今は高校でしか友達がいないこととか、こうやって放課後遊ぶのも久しぶりで楽しいとか。
本当に、ありえないくらい話した。
なんでそんなに話せるのかってくらい、沢山話して話して、帰り道も話しまくった。
会長が女避けとかいう癖に花火に誘ってきたこと、隼人くんは中学くらいからの仲のこと、隼人くんは将来精神科医を志していて私の話を親身に聞いてくれること。
兄のことは、まだまだ話そうとは思えないけど。
いつかきっと、美桜ちゃんにだけは言えるんだと思う。



