キミを描きたくて

ひとりになるとどうもダメになる。
でも、大人数は嫌いだ。

一人で出来る遊びや勉強が好き。
...でも、一人だけだと寂しさを感じてしまう。


自分でもおかしいと思う。
この感覚も思考も、どこか外れている。

しかし、画家なんてそんなものだろうと解決する。

平凡な画家より、少し狂った画家の方が、評価されやすい。


ゴッホなんかがそうだ。
彼は精神的に狂っていた。

それに、自画像の耳をからかわれたから、耳たぶを切り落として娼婦に渡した...

そう、彼は、彼はおかしかった。


だから、私だって...


気付かぬうちにまた涙があふれる。
どうして私ばかり、こんなに絵に依存しているんだ。

私には絵がなきゃ生きていけない。

絵が、絵だけが私を...


とてもじゃないが、今日は行ける気がしない。
ソファーに横になって、ただ流れる涙を無視する。

どんどん溢れ出てくる涙が邪魔をするから、隼人くんに連絡だってできない。



「......あぁ」



なんで、なんで私ばかり、こんなに涙に悩まされなきゃならないんだろう。