会長が私の家に泊まってから、私の生活は驚くほど変わっていった。
クラスの可愛い上層の子達が私の横に来て話すことが多くなったし、会長との話をすごい聞いてくるようになった。
毎日会長が駅まで送り迎えしてくれるようになった。
会長を待たせない為にと、なるべく短時間で作業を終わらせなければならなくなった。
あまり、絵に集中出来なくなった。
「依茉、迎えが来てるよ」
「えっ、か、会長」
いつもこうして、色つけが進んできた時に限って迎えに来る。
そして仕方なくたくさんの瓶に水を張って、油彩絵の具を片付けるのだ。
「あぁそうだ、しばらく迎えに来れなくなる」
「...えっ、どうしてですか」
ある日の放課後、迎えに来た会長がそう言った。
「部活、もう少しで大会なんだ。それに、生徒会も忙しくなってきて...ごめんね、本当は家まで毎日送り届けたいんだけど」
「いっ、いえ。大丈夫ですよ」
いつも通り駅まで送ってもらって、私は改札を通る。
よしっ、そう内心嬉しくなる。
早速行こう、そう心に決めて、私は家へは帰らずにお気に入りの場所へ向かった。
クラスの可愛い上層の子達が私の横に来て話すことが多くなったし、会長との話をすごい聞いてくるようになった。
毎日会長が駅まで送り迎えしてくれるようになった。
会長を待たせない為にと、なるべく短時間で作業を終わらせなければならなくなった。
あまり、絵に集中出来なくなった。
「依茉、迎えが来てるよ」
「えっ、か、会長」
いつもこうして、色つけが進んできた時に限って迎えに来る。
そして仕方なくたくさんの瓶に水を張って、油彩絵の具を片付けるのだ。
「あぁそうだ、しばらく迎えに来れなくなる」
「...えっ、どうしてですか」
ある日の放課後、迎えに来た会長がそう言った。
「部活、もう少しで大会なんだ。それに、生徒会も忙しくなってきて...ごめんね、本当は家まで毎日送り届けたいんだけど」
「いっ、いえ。大丈夫ですよ」
いつも通り駅まで送ってもらって、私は改札を通る。
よしっ、そう内心嬉しくなる。
早速行こう、そう心に決めて、私は家へは帰らずにお気に入りの場所へ向かった。



