デッサンというのは手軽だ。
色を付ける必要は無いし、ある程度の形さえ分かればいい。
その場でパッとスケッチブックを広げて出来る。それが、デッサン。
デッサンといえばミケランジェロや、ラファエロ。ラファエロの描く不思議な表情は、柔らかく、どこか引きつける要素がある。
「依茉ちゃんを変えられるものは、言葉なんかじゃなくて、きっと絵なんだろうね」
「…きっと、変わらないよ」
「いつか一緒に、大きな美術館に行こう。色んな絵を見て、色んな画法を見て、そしてまた絵を描こう」
「美術館…」
「初めて依茉ちゃんに会ったあの日から、僕は絵に興味が出て仕方ないんだよ」
教えてくれる?なんて首を傾げる隼人くんに、大きく頷く。
「隼人くんも絶対、好きになるよ、絵が」
「もうとっくに、依茉ちゃんの絵にとりこになってるよ」
「…それでも、私よりも素晴らしい絵ばかりだから」
「ふふっ、それは楽しみだね」
そう話しながら描いていると、大まかにだが完成した。
渡すと、おおっ、と声を上げる。
「完璧、大事にするよ。僕を描いてくれて、ありがとう」
色を付ける必要は無いし、ある程度の形さえ分かればいい。
その場でパッとスケッチブックを広げて出来る。それが、デッサン。
デッサンといえばミケランジェロや、ラファエロ。ラファエロの描く不思議な表情は、柔らかく、どこか引きつける要素がある。
「依茉ちゃんを変えられるものは、言葉なんかじゃなくて、きっと絵なんだろうね」
「…きっと、変わらないよ」
「いつか一緒に、大きな美術館に行こう。色んな絵を見て、色んな画法を見て、そしてまた絵を描こう」
「美術館…」
「初めて依茉ちゃんに会ったあの日から、僕は絵に興味が出て仕方ないんだよ」
教えてくれる?なんて首を傾げる隼人くんに、大きく頷く。
「隼人くんも絶対、好きになるよ、絵が」
「もうとっくに、依茉ちゃんの絵にとりこになってるよ」
「…それでも、私よりも素晴らしい絵ばかりだから」
「ふふっ、それは楽しみだね」
そう話しながら描いていると、大まかにだが完成した。
渡すと、おおっ、と声を上げる。
「完璧、大事にするよ。僕を描いてくれて、ありがとう」



