とはいえ、対処法はある。
「まさか受かると思ってなかったんで。記念受験感覚のつもりで受けたら、受かっちゃって」
「へ?」
「いやぁ…。世の中分かんないものですね」
良いことを教えてあげようか。
問い詰められて、窮地に陥ったときは。
大抵の場合、笑って誤魔化すことで解決出来る。
解決出来ないこともある。
しかし、今回は。
「ははっ!何だそれ!凄いなルナニア!強運だ!」
それが、上手い方に転がったようだ。
な?これで分かったろ?
笑って誤魔化すってのも手だぞ。
笑顔は世界を救う。
「でしょう?合格通知受け取ったときは、度肝抜かしましたよ…」
「だろうな〜」
むしろ、あの簡単な入試試験で、不合格通知が届いた方が度肝抜かしてただろうけどね。
などと、話していたら。
ようやく、俺達が食券を買う番になった。
「さて、ルナニアどれにする?」
俺は別に、何でも良いけど。
ルルシーやルリシヤ、ルーチェス、シュノさんの手料理以外は、どれも大概似たような味だよ。
ただし、病院食は別。
あれは不味かったよ。
あと、帝国騎士官学校時代、ルルシーが来る前に食べていたもの。
あれは、砂噛んでるみたいで味しなかった。
「じゃあ、日替わりランチで…」
「オッケー。…あ、あいつら三人の希望聞くの忘れてた」
思い出したのは今かよ。
席取りしている三人の希望、聞いてないけどどうするんだろうって思ってたら。
何も考えてなかったのか。
「じゃ、適当に選ぼ。三人共カレーうどんで良いや」
白い服着てたら惨劇が起こる奴だ。
俺が食べる訳じゃないし。しーらね。
ちなみにエリアスは、トンカツ定食を頼んでいた。
後でカレーうどん三人組に激怒されても、俺は知らないからな。
「まさか受かると思ってなかったんで。記念受験感覚のつもりで受けたら、受かっちゃって」
「へ?」
「いやぁ…。世の中分かんないものですね」
良いことを教えてあげようか。
問い詰められて、窮地に陥ったときは。
大抵の場合、笑って誤魔化すことで解決出来る。
解決出来ないこともある。
しかし、今回は。
「ははっ!何だそれ!凄いなルナニア!強運だ!」
それが、上手い方に転がったようだ。
な?これで分かったろ?
笑って誤魔化すってのも手だぞ。
笑顔は世界を救う。
「でしょう?合格通知受け取ったときは、度肝抜かしましたよ…」
「だろうな〜」
むしろ、あの簡単な入試試験で、不合格通知が届いた方が度肝抜かしてただろうけどね。
などと、話していたら。
ようやく、俺達が食券を買う番になった。
「さて、ルナニアどれにする?」
俺は別に、何でも良いけど。
ルルシーやルリシヤ、ルーチェス、シュノさんの手料理以外は、どれも大概似たような味だよ。
ただし、病院食は別。
あれは不味かったよ。
あと、帝国騎士官学校時代、ルルシーが来る前に食べていたもの。
あれは、砂噛んでるみたいで味しなかった。
「じゃあ、日替わりランチで…」
「オッケー。…あ、あいつら三人の希望聞くの忘れてた」
思い出したのは今かよ。
席取りしている三人の希望、聞いてないけどどうするんだろうって思ってたら。
何も考えてなかったのか。
「じゃ、適当に選ぼ。三人共カレーうどんで良いや」
白い服着てたら惨劇が起こる奴だ。
俺が食べる訳じゃないし。しーらね。
ちなみにエリアスは、トンカツ定食を頼んでいた。
後でカレーうどん三人組に激怒されても、俺は知らないからな。


