The previous night of the world revolution6~T.D.~

――――――…一方その頃、箱庭帝国では。






「でねー、ルーチェス君たらね、それで王子様やめちゃったんだって」

「そ、そうなんですか…」

「もうねー、びっくりしちゃった!まさか、夜のお店に通ってくれてる可愛い男の子が、実は王子様だったなんて、誰も思わないよね〜」

「そうですね…」

俺は、『青薔薇委員会』本部に用意した、賓客用の一室で。

ルレイア殿の弟子である、ルーチェス殿夫妻の、馴れ初め話を聞かされていた。