と、思ったら。
「話は聞かせてもらったじぇ!」
「ん?」
ばーん、と派手な音を立てて。
アリューシャと、そしてその後ろから。
「…お前な、立ち聞きしてたんだから、もう少ししおらしく入れよ…」
呆れたような顔の、ルルシーが入ってきた。
やぁ、いらっしゃい。
「悪かったな、アイズ…。電話、ルリシヤからだろ?ちょっと立ち聞きしてた…」
ルルシーは素直だね。
でも。
「大丈夫だよ、分かってたから」
二人共、さすがによく気配を消せていたけど。
私も、マフィアをやって長いからね。
何となくの勘だけど、「あ、二人が聞いてるなぁ」って思ってたよ。
アリューシャとルルシーなら、別に聞かれても良いから、咎めなかったけどね。
「そう、ルリシヤからだよ。Xデーは明日だ」
「明日…そりゃまた性急だな」
「アリューシャはいつでもバッチ来いだぞ!何処からでも狙い撃ちにしてやる!」
さすがアリューシャ。意気込みが違うね。
「そうだね。出来るだけ暴力沙汰にはしたくないけど…」
『帝国の光』が武器を所有している限り、流血は避けられないだろう。
そうなったときの為に、対策はしておかなくてはならない。
「本部周辺で、狙撃ポイントになりそうな箇所は、全部押さえてある。アリューシャには、そのうちの何処かについて、いつでも狙撃出来るように準備しておいて欲しい」
「よっしゃ!ヒイラとやら、何人でも出てこい!全員アリューシャがぶち抜いてやるわ!」
「…ヒイラは一人しかいねぇだろ…」
まぁまぁルルシー。張り切ってるのは良いことだよ。
それに。
「ルルシーも。もし暴動が起きたら、鎮圧の為に動いてもらうことになると思う。準備をお願い」
「分かってる。ハナからそのつもりだ」
君は、そうだろうね。
だって『帝国の光』には、ルレイアがいるんだから。
それだけで、ルルシーにとっては、充分過ぎる理由になる。
例え『帝国の光』の党員が何人武装していようとも、ルルシーには関係ないだろう。
「…それは良いとして、アイズ」
「うん?」
「はっきりさせておきたいんだが、最終的に、ヒイラ・ディートハットはどうするつもりなんだ?」
ルルシーが聞いているのは、つまり。
ヒイラ・ディートハットを、生かすのか殺すのか、ということ。
これについては、穏やかではいられないね。
「話は聞かせてもらったじぇ!」
「ん?」
ばーん、と派手な音を立てて。
アリューシャと、そしてその後ろから。
「…お前な、立ち聞きしてたんだから、もう少ししおらしく入れよ…」
呆れたような顔の、ルルシーが入ってきた。
やぁ、いらっしゃい。
「悪かったな、アイズ…。電話、ルリシヤからだろ?ちょっと立ち聞きしてた…」
ルルシーは素直だね。
でも。
「大丈夫だよ、分かってたから」
二人共、さすがによく気配を消せていたけど。
私も、マフィアをやって長いからね。
何となくの勘だけど、「あ、二人が聞いてるなぁ」って思ってたよ。
アリューシャとルルシーなら、別に聞かれても良いから、咎めなかったけどね。
「そう、ルリシヤからだよ。Xデーは明日だ」
「明日…そりゃまた性急だな」
「アリューシャはいつでもバッチ来いだぞ!何処からでも狙い撃ちにしてやる!」
さすがアリューシャ。意気込みが違うね。
「そうだね。出来るだけ暴力沙汰にはしたくないけど…」
『帝国の光』が武器を所有している限り、流血は避けられないだろう。
そうなったときの為に、対策はしておかなくてはならない。
「本部周辺で、狙撃ポイントになりそうな箇所は、全部押さえてある。アリューシャには、そのうちの何処かについて、いつでも狙撃出来るように準備しておいて欲しい」
「よっしゃ!ヒイラとやら、何人でも出てこい!全員アリューシャがぶち抜いてやるわ!」
「…ヒイラは一人しかいねぇだろ…」
まぁまぁルルシー。張り切ってるのは良いことだよ。
それに。
「ルルシーも。もし暴動が起きたら、鎮圧の為に動いてもらうことになると思う。準備をお願い」
「分かってる。ハナからそのつもりだ」
君は、そうだろうね。
だって『帝国の光』には、ルレイアがいるんだから。
それだけで、ルルシーにとっては、充分過ぎる理由になる。
例え『帝国の光』の党員が何人武装していようとも、ルルシーには関係ないだろう。
「…それは良いとして、アイズ」
「うん?」
「はっきりさせておきたいんだが、最終的に、ヒイラ・ディートハットはどうするつもりなんだ?」
ルルシーが聞いているのは、つまり。
ヒイラ・ディートハットを、生かすのか殺すのか、ということ。
これについては、穏やかではいられないね。


