――――――さて。

ようやく、ヒイラが出ていったが。

「…久し振りだな、ルレイア先輩。長らく会わなかったせいで、俺の仮面が寂しがってたところだ」

「あ、普通に喋っちゃって大丈夫な感じですか?」

なんか、一気に緊張感がすっ飛んでいった。