…アリューシャ。
今ばかりは、お前のド天然に救われたぞ。
「え、えと…アリューシャ。あのね、でも…私だって間違えることはあるんだよ?」
アイズ、困惑。
「でも、今まで間違えたこと一回もないじゃん。だからアイ公は正しいんだよ」
あくまで無邪気なアリューシャ。
今まで間違えたことがないからって、これからも間違えないとは限らない…という、
正論は、このときばかりは通用しないぞ。
何故なら、俺もアリューシャと同じ気持ちだからな。
「…あのな、アイズ」
「…何?」
「ルレイアもルリシヤも、シュノもルーチェスも、馬鹿じゃないんだ」
「…知ってるけど」
だろ?
特にルレイアなんか、腐っても、あの帝国騎士官学校を、主席で卒業したくらいなんだから。
ありとあらゆる状況で、ありとあらゆる作戦プランを考えつく。
そのルレイアが。
そして、そんなルレイアに負けず劣らずのルリシヤやルーチェスが。
「何で、賢いあいつらが、お前の立てた作戦に従うと思う?」
「…」
「お前は正しいって信じてるからだ。お前の言うことなら、お前の立てた作戦なら大丈夫だって、確信してるからだ。あいつらは、無駄に賢いんだから、間違ってると思ったら従わねぇよ」
容赦ないからな、ルレイアなんか。
これは違うと思ったら、さっさと自分の好きなようにやるぞ。
暴走機関車だからな。
「もういっそ、『帝国の光』全部刈れば解決では?」とか言って、死神の鎌が牙を剥くことだろう。
暴走機関車だからな。
そんなルレイアが、大人しくアイズの立てた作戦に従ってる。
それは何故か。
アイズの作戦が正しい、適切だと信じているからだ。
ちゃんと確信を持って、それが最適な判断だと分かっているからだ。
「今までずっとそうだった。お前になら、自分の命を預けても大丈夫だって分かってる。信頼してる。だからあいつらは、危険だと分かってても行くんだ。お前の作戦なら成功するって、分かってるから」
「…それは…」
「胸を張れよ、アイズレンシア・ルーレヴァンツァ」
お前は、アシュトーリアさんに信頼された、『青薔薇連合会』の次期首領だろうが。
「今回は、いきなり予想外過ぎることが起きて、しかもじっくり作戦考える時間もなくて、お前が自信をなくすのも無理はないけど」
でも、だから何だと言うのだ。
それが、アイズへの信頼が薄れる理由にはならない。
今ばかりは、お前のド天然に救われたぞ。
「え、えと…アリューシャ。あのね、でも…私だって間違えることはあるんだよ?」
アイズ、困惑。
「でも、今まで間違えたこと一回もないじゃん。だからアイ公は正しいんだよ」
あくまで無邪気なアリューシャ。
今まで間違えたことがないからって、これからも間違えないとは限らない…という、
正論は、このときばかりは通用しないぞ。
何故なら、俺もアリューシャと同じ気持ちだからな。
「…あのな、アイズ」
「…何?」
「ルレイアもルリシヤも、シュノもルーチェスも、馬鹿じゃないんだ」
「…知ってるけど」
だろ?
特にルレイアなんか、腐っても、あの帝国騎士官学校を、主席で卒業したくらいなんだから。
ありとあらゆる状況で、ありとあらゆる作戦プランを考えつく。
そのルレイアが。
そして、そんなルレイアに負けず劣らずのルリシヤやルーチェスが。
「何で、賢いあいつらが、お前の立てた作戦に従うと思う?」
「…」
「お前は正しいって信じてるからだ。お前の言うことなら、お前の立てた作戦なら大丈夫だって、確信してるからだ。あいつらは、無駄に賢いんだから、間違ってると思ったら従わねぇよ」
容赦ないからな、ルレイアなんか。
これは違うと思ったら、さっさと自分の好きなようにやるぞ。
暴走機関車だからな。
「もういっそ、『帝国の光』全部刈れば解決では?」とか言って、死神の鎌が牙を剥くことだろう。
暴走機関車だからな。
そんなルレイアが、大人しくアイズの立てた作戦に従ってる。
それは何故か。
アイズの作戦が正しい、適切だと信じているからだ。
ちゃんと確信を持って、それが最適な判断だと分かっているからだ。
「今までずっとそうだった。お前になら、自分の命を預けても大丈夫だって分かってる。信頼してる。だからあいつらは、危険だと分かってても行くんだ。お前の作戦なら成功するって、分かってるから」
「…それは…」
「胸を張れよ、アイズレンシア・ルーレヴァンツァ」
お前は、アシュトーリアさんに信頼された、『青薔薇連合会』の次期首領だろうが。
「今回は、いきなり予想外過ぎることが起きて、しかもじっくり作戦考える時間もなくて、お前が自信をなくすのも無理はないけど」
でも、だから何だと言うのだ。
それが、アイズへの信頼が薄れる理由にはならない。


